自分の本心は何か

 最近の思考なのですが、マラソンでタイムを狙うのはやめようと思います。昨年10月23日から1年近く、左足の足底筋膜炎に悩まされているのですが、「タイムを狙うとかはどうでもいいから、とにかく走れるようになりたい。」という気持ちです。

 「故障が治れば走ることで満たされるかもしれないな」と、ふと思ったのでした。長い間、自己否定が続いていたので、「競技へのこだわりを持ち続けると永遠に苦しむな」とも思いました。

 「無理して自己肯定感を上げようとせず、自分を受け入れて本音を吐き出す意識を持つこと」という知人の見解を得て、「あ、これかな。」と思ったのでした(若い頃や、数年前までは受け入れられなかったと思いますが)。

 マラソンについては、「走れたら出てみよう」くらいに考えています。アマチュアだから引退がどうこう、という話ではないです。

 先日の夕方、退勤後に近所の公園を1周、1.7kmくらいなのですが、約1年ぶりに走ってみました。ブランクがあって当然ながら身体は動かなかったですし、心肺もきつかったです。足の痛みもちょっとありました。でも1周走り終えて久しぶりに運動後の爽快感を感じることが出来ました。

 「走りたい」という気持ちは僅かな距離でも満たされたので、トレーニングとして走ることはなくても、日々のちょっとした楽しみになればいいかなと思いました。足が治ったわけではないので、当面は様子を見ながらにはなりますが。

 とにかく自分が今したいことは何かを自問自答し、結局は「走りたい」という所に至るのですが、以前のように1回で20km、30km走ることは出来なくても、「2km、3kmでもいいんじゃないのかな」という考えが出てきて、今日に至ります。

 昨年故障してからこの1年は、精神的にかなりきつい日々を送っていましたが、上述の通り、競技にこだわったら死ぬまで苦しむと思いました。マラソンもエントリーして「間に合わせないと!」という焦りが出てくるかもしれないと思いました。

 この秋冬は少し気楽に過ごせたらいいなと思います。



■10月31日追記
 10月から軽いジョギングを始めています。競技復帰ではないです。10分歩いて公園へ行き、そこをぐるっと1周約1.7km。流しを2本行って、ダウンがてら3km散歩、という流れです。

 ウォーミングアップにも満たない距離ですが、マラソンにこだわらなくなって気持ちは楽になり、走ることを楽しめています。タイムも追うとストレスになるので時計を持たずに出かけています。

 ちなみに、あれだけ苦しめられた足底筋膜炎の痛みは、走り始めたと同時にほとんどなくなりました。ほとんど毎日無痛です。

 これについては要因がよくわかっていませんが、1.7kmなら痛くなっても全然問題ないかな?帰宅後にアイシングはしています。


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