かながわ駅伝

 昨日は神奈川県の市町村対抗駅伝、かながわ駅伝でした。土曜日の前日練習を見に行って、府中に帰り、翌朝、かながわ駅伝の第6中継所となる串川出張所まで行ってきました。私は地元茅ヶ崎市チームの選手付き添いで、毎年参加させてもらっています。ほどなくアンカーのKさんと合流。私の仕事は、レースの行方を時々送られてくる各中継所の通過順位のメールで追って、随時その情報をKさんに伝えて、あとは荷物番とスタート前の付き添いをしているくらいですが、呼んでもらう(毎年半ば強引に参加させてもらってます)だけでも、嬉しいものです。

 レースは、茅ヶ崎市チームは前半から中盤にかけて苦戦しましたが、6区、7区で連続区間賞を取り、順位を3位まで押し上げてゴール。3位は茅ヶ崎市の最高順位タイだそうです。レースを終えた後は、相模湖近くの大正館という旅館で昼食を取り、その後はマイクロバスで茅ヶ崎まで帰ってきました。茅ヶ崎市チームでは当然のことなのですが、既に大正館からビールを飲み始め、帰りにバスの中でももちろん飲んでます。そのためトイレ休憩があるのもこの駅伝の特徴です。茅ヶ崎市の総合体育館前に到着し、荷物を体育館に戻して、記念撮影をして、解散となりました。解散と言っても、未成年組はラーメン屋に行き食事、大人はやまさんの経営する笑男酒場に行き、引き続き飲み会。まだまだ続きます(笑)。結局私も最後まで残っていて、府中に帰り着いたのは23時頃でした。今日は有給使って休みにしたのですが、正解でした。

 さて、3位で終えたこの駅伝。監督であり、私の中学時代の恩師でもあるK先生は体育館前での解散前のミーティングでこう話していました。「3位は想定より悪くもなく良くもない。以前3位を取った時は大喜びしていた。だが今回は違う。レース内容に後悔しているわけではないが、やはり勝負事は勝たなきゃいけない。勝ちに行かなければ意味がない。2位も3位以下も同じ。20万都市の茅ヶ崎が、300万都市の横浜相手に勝って何がいけない? 俺は勝ちにこだわって今後も続ける。こだわりを持っているおやじがいることをみんなには知っておいてほしい。是非皆さんにも競技にこだわる姿勢を持ってほしい。」

 私は勝負事に関しては、かなり甘っちょろい人間です。この駅伝で先生や選手の意識に触れることで、徐々に茅ヶ崎市に「勝ってほしい」「勝ちたい」という気持ちが出てくるようになりました。今年のレースは優勝を狙っていただけに、串川にいた時は、通貨順位を知らせるメールが届くたびに緊張しました。その辺は私自身以前と変わったところかもしれません。私がこだわりを持てるのは写真くらいですが、また来年も付き添いで呼んでくれればありがたいです。

 ちなみに最後の集合写真。表情は皆さんちょっと硬かったのですが、それも、優勝を逃したからかもしれません。補欠だった某選手と付き添いの某氏は、「なんででしょうね、見ていて悔しいですね。でもその気持ちがなくなったら終わりですね。」と言っていました。何人かは、写真に写るのも、本当は悔しいから嫌だったかもしれませんね。私はその気持ちも含めて、いつか役に立つ日が来ると思って写真を撮っています。

 色々と葛藤も含まれていると思いますが、茅ヶ崎が優勝する、その1点にすべての思いが集約されているとは思います。その日が近い将来訪れるであろうことをを楽しみにしています。


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