私の頭の中 |
10代、20代ですっかり鬱病になってしまった私。今回は具体的にどんな症状が出るかを書いてみたいと思います。私がどれだけ危険な人間か、ということを書いています。
まずは仕事中の私について。主にデスクワークなので、パソコンに向き合っていることがほとんどなのですが、その最中に何の前触れもなく突然過去の嫌な記憶が呼び起されます。フラッシュバックというのですが、私の症状の大半はこのフラッシュバックが発端で発生します。調子がいい時はフラッシュバックが起こって嫌な気分になっても、やり過ごすことができるのですが、ちょっとでもフラッシュバックに向き合ってしまうともうだめです。気分は際限なく落ち込みます。 過去の記憶に向き合うとともに、私はよく頭の中でそれらに対してシミュレーションをする癖があります。それもかなり残虐なシミュレーションです。喧嘩をする程度ならまだいいです。大体が人を殺すシミュレーションをしたり、あるいは自分を殺す、自殺するシミュレーションをしたりします。これはフラッシュバックが起こった時以外にもあるのですが、例えば街中で道行く人がタバコをポイ捨てしたところを見た時、突然その人に対して暴力を振るったり、殺したりする、そういうシミュレーションが即座に頭の中で起こります。そして一人で嫌な気分になり、胃がきりきり痛むほどストレスを感じます。 20代の時に働いていたプロバイダでは、こうしたフラッシュバックやそれが起因しているシミュレーションやイライラが起こると、机やパソコンを思いっきり叩いたり殴ったりして八つ当たりしていました。今の会社ではなんとか我慢できていますが、顔は絶えずしかめています。ぶつぶつと悪態をついたり、舌打ちしたり、ということがあるので、我慢できているうちには入らないかもしれませんが。そして時折悲しくなって両手で頭や顔を覆っています。ひどいと仕事の手が止まります。そしてひたすら頭の中で過去を反芻しては落ち込みます。マイナス思考や自己否定、自殺、他殺、色々な考えが止まりません。会社の周りの席の方々にはさぞ迷惑だろうと思いますが、押さえつけることができません。 疲れ果てるまでフラッシュバックと向き合う、考え込む。そうなると一晩寝て切り替えるしか対処法がないのが実際のところです。頓服薬は効きません。こんな思考をしているから、会社で親しい人はいません。どちらかというと敬遠されていると思います。自分でも変な奴だなと思いますし。でも、たぶんもうこの症状は一生治らないでしょう。根本から解決することはありえません。一生付き合っていくしかないんです。 |