序:材料、道具の準備 |
まずは材料をそろえます。前日までには用意しておくことを
お勧めします。今回は学校の家庭科室を使ったので、
そろえた主な材料は以下のとおり。
●買い物と予算について 布地は手芸店、絵の具などは画材用品店で扱っています。 最寄の地域に該当のお店があるかどうか、YahooやGoogle等で 「手芸店」「手芸店 布地」「画材」にお近くの都市名を 入力して検索すると見つかるかもしれません。 (例)手芸店 東京 また、布の大きさと絵の具の量によりますが、今回かかった 予算は以下の通り。
これを部員全員で割ると、人数にも寄りますが、
一人あたり数百円というところでしょうか。
横断幕には葛城、9Aといった厚みのある布地からブロードや、 てかてかしたサテン等、色々な布地が使われているようです。 どんなデザインかによって適した布も変わってくると思いますので、 実際に店に行き、手にとって気に入ったものを買うのがいいと思います。 店員さんに用途と作成過程を説明して、適した布をピックアップ してもらうのもいいでしょう。 私の場合、「横断幕、塗料はアクリル絵の具」である旨を伝えた ところ、綿ブロード、シャークスキンを案内されました。 シャークスキンの方が丈夫そうで色の乗りもよいとのことだったので 若干ブロードより高かったのですが、シャークスキンを選びました。 買った布地は作成当日までに一度洗うかアイロンをかけておいて 糊を落としておくことをお勧めします。こうすることで塗料が 乗りやすくなります。
●布の横幅について
シャークスキンの布地 ●絵の具について 塗料にはアクリル絵の具を選びました。小さい旗を作ったことは あり、その際は布専用の塗料を使ったのですが(ダイロンのカラー ファン)、20mlあたりアクリル絵の具の倍の値段がすることと、 横断幕で必要な量に不安があったため、100mlのアクリルガッシュ タイプの絵の具を2本買いました。 アクリル絵の具もいくつかタイプに 分かれるようです。画材用品店に相談したところ、ソフトタイプや ガッシュ(Gouache)と呼ばれるものは、学校で使う水彩絵の具と 同じような不透明性の塗料で、使用方法も同様とのことなので そちらを選びました。 また、アクリル絵の具だけでは乾いた後に所々はがれてしまう 可能性があるため、布用の定着材(※)「ファブリックメディウム」を 混ぜて使用することにしました。このファブリックメディウムも 画材用品店で店員にアクリル絵の具で布地に描くことを説明した際に 教えてもらいました。
購入品 下左から:アクリル絵の具、布用マーカー、マスキングテープ、 ファブリックメディウム、水性チャコペン(念のため)、 チャコペーパー これらの材料をそろえ、当日、母校家庭科室へと乗り込みました。 勝負の行方は果たして……!(●et Sports佐藤●道調)
黒板に描かれた当日のタイムテーブル もどる すすむ |