6.競技役員の確保

 大会要項の作成と並行して競技役員を揃えなければなりません。 4項でも触れたように、競技役員は、各都道府県陸協に提出される 「審判派遣願い」を元に、各陸協内でとりあえずそれぞれの 部署の担当に打診を取ってくれます。その打診結果を元にした 役員編成リストが送られてくるので、部員に各部署担当を決めて分担し、 改めて依頼と確認の電話を分担してかけてもらいましょう。 中には「そんな話聞いてないよ。」という方もいらっしゃるので、 必ず電話かけは行いましょう。リストを元にいきなり委嘱状を 送付してしまうとトラブルの元になりかねないのでご注意ください。 電話をかけて、当日競技役員を引き受けてくださることを確認できたら、 委嘱状の往復はがきを送付しましょう。

<手順>

  1. 審判派遣願い提出(4項参照)
  2. 各都道府県陸協から役員編成リストが届く。
  3. リストを元に部員で分担して依頼・確認の電話をかける。
      【重要!!】各部署最年長の方を主任とし、補助員がどれだけ必要かを聞く。
  4. 了解を受けたら委嘱状の往復はがきを送る。
  5. 往復はがきの返信が揃う。
  6. 競技会1週間前くらいに、全競技役員に完成したタイムテーブルと 役員一覧、会場までの交通案内を送付。あいさつ文も必ず添えましょう。 なお、以下に各部署の最低限必要な役員数を記載いたします。 あくまで参考までにご覧くださいませ(ちなみに六大戦を想定)。
大会総務 主務
副総務 副務
総務員 なくてよい
技術総務 1人
審判長 1人
役員係 1人+会計
記録員 2人+補助員6人
庶務員 なくてよい
アナウンサー 1人
表彰係 なくてよい
用器具係 1人+補助員(全員)
風力計測係 2人+補助員2人
写真判定員 電気計時のみ・2〜3人
決勝審判員 4人以上+補助員4人
計時員 8人以上+補助員8人以上
競技者係 2〜3人+補助員5人
出発係 2〜3人+補助員5人
跳躍審判員 3〜4人+補助員2人
投擲審判員 3〜4人+補助員2人
スターター 2人+補助員2人
周回記録員 2人+補助員3人
監察員 4人以上+補助員4人
医務 いればよいが、なくてもよい

  • ここに書いてある数字はあくまで目安です。各部署競技役員の 主任の方と話し合って、役員の人数、補助員の人数を決定するのが いいでしょう。
  • 補助員の数が決定したら、対校参加校で割り振り、各対校参加校 主務に連絡し、補助員を確保できるかどうか聞いてみましょう。 選手との掛け持ちが多いと思われますが、同じ部署に一貫して同じ 大学の補助員が就くようにすれば引継ぎ時に混乱がなくていいと思います。

もどる すすむ