長距離選手の大学選び

私の知っている後輩や知人には、大学でも陸上を続けたいという選手がぼちぼちいます。で、その中でも長距離。関東の大学では箱根駅伝。この存在が、長距離をやっている選手にとっては良くも悪くも大きく進学後に影響してくるかと思います。

・本気でやりたい人
・趣味程度で走りたい人

これによって進路選択は分かれるかもしれません。私は本気でやりたい方でしたが、高校で記録が全く伸びず、箱根に出るような強豪校ではついていけないレベルだったと思います。まあ、それ以前に勉強ができなかったので、一浪した末に受かったのがTKUだったわけですが。かつてのTKUは箱根ではなく、箱根予選に出ることを目標としていたチーム。私は箱根駅伝に出られない、というより出る気のないチームなら、出るだけで満足なんて中途半端なことはしたくなかったので、予選会に出るのは乗り気じゃありませんでした。その辺から、他の部員との間に軋轢を生んだものです。

でも、当時はいくら個人で強くなっても、箱根には出られませんでした。箱根に興味がなくて、個人的にトラックやマラソンをやりたいというのでしたら、どこの大学に行っても強くなれるとは思います。また、今は学連選抜なんてものもありますしね。

逆に趣味程度で走りたい人の場合、体育会ではなく同好会に行くことをお勧めします。でも、強豪大学以外は、そんなに同好会がないというか、体育会との棲み分けができていないため、TKUのように、趣味程度で、という人も体育会に来てしまうのです。そしてそういった人たちが「箱根」ではなく、「箱根予選」を目標にしてしまうんです。私はこれが大嫌いでした。私は今でもTKUの陸上部に籍を置き続けたことは正しい判断だったとは思えません。結果的には、大学3年以降と社会人と、一人で練習していた方がはるかに伸びました。学連(関東学生陸上競技連盟)の存在、仕事があったから大学の陸上部には残り続けたようなものです。

レベル問わず、推薦以外の一般入試組で受け入れてくれる、箱根を目指す大学となると、結構限られるのかもしれませんが、悔いのない選択をするためにも、情報は集めておくといいでしょう。入部後、伸び悩んでマネージャー転向を勧められることになるかもしれませんが、その辺は勝負の世界だから仕方ないところですけどね。受験勉強もそうですが、最後の高校総体、まずはここでどこまで高みにのぼり詰められるか。これも大学で陸上を続けるための入試みたいなもんです。

後輩たちには私のような末路は歩んでほしくないです。やる気があって箱根に出たいなら、それなりの環境に進むべきです。それだけは強く言えます。がんばれ後輩たち。


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