鹿児島へ行ってきましたA
〜SCC練習見学

2月28日土曜日、今回は2年前と違ってちゃんと?飛行機で鹿児島まで行きました。飛行機怖いんです(笑)。ちょっと到着が遅れたので、空港→鹿児島中央まではバスでしたが、そこから鴨池まではタクシーを使いました。15時を少し回ったのですが、集合場所にクラブマネージャーのTさんが待っていてくださったので迷うことはありませんでした。

この日はあいにく、ちょうど鴨池に着いた時から雨が降り出してしまいました。雨が降るとやはり会員の方の参加率も低くなるそうです。今日はアスリート部門の方々が別の会場で練習とのことで、小学生と中学生かな? それから長距離・ランニング部門の方々の練習を見学させていただきました。合間にTさんと色々話をしながら、各グループの練習を見て回りました。いくつか話をお聞きしたのですが、中でも関心が高かったのは小学生の人数が多いのに、中学、高校と進学するにつれて辞めてしまう子が多いということと、その学校の部活とSCCを掛け持ちして練習を行き来する子たち。

Tさんは、「もっとSCCという環境を利用してほしい。」とおっしゃっていました。小学生まではわいわい楽しみながら走っていた子たちが、中学の部活に上がるとSCCに来なくなる、あるいは、陸上競技そのもの、スポーツそのものを辞めてしまう。もちろん通う学校によっては部活を熱心に見てくれる環境かどうか、というのも左右すると思います。今回、私が長距離の出身ということもあり、若い子たちで長距離の子がどれくらいいるのかも注目していたのですが、3人ほど中学生で長距離をやっているという女の子がいました。この子たちは、学校の部活動に所属しているものの、週に3回はSCCの方で練習をしているとのことです。こういうケースができるのは、学校の指導者の方の理解があってのこと。どちらかといえば、自分の手元に置きたがる指導者が多いと思います、日本の部活は。

Tさんが「もっと利用してほしい」とおっしゃるのはこの辺かと。中学に入ってなんとなく陸上を続ける子がいたとしても、環境によっては楽しむこともなく辞めていってしまう。部活で専門的な指導が受けられないなら、SCCに行ける体制を作って見てもらうのも一つの手。実は私も毎月いただく会報誌に載っている名簿を見て、小学生は多いけど中高生はそうでもないのかな、とは思っていました。総合型地域スポーツクラブが無視できない存在であるのは学校の部活動だと思います。すべてを取って替わるのではなく、連携することで、学校スポーツも活発化すると思います。あまり部活が盛んでない学校があっても、顧問の先生が悪いわけではないと思います。そういう学校だけでスポーツをやっていたシステムが問題であって、選択肢を持たせること、その体制づくりをするのは重要だと思いました。



もどる