幹部交代

昨日は夜に府中の競技場へ行き、大学の部活を見てきました。関東インカレが終わり、主将、副将、主務、会計をはじめ、各ブロック長も代替わりをして、新体制でスタートを切ったばかり。主将のミーティングでの挨拶もどことなくぎこちなく、新鮮です。

さて、この幹部交代。私も学生の時に主務を務めていたので、誰がどのポジションに抜擢されるのか、興味がありました。今回は女子部員も幹部に2人抜擢されて、私が学生の頃と比べて変わったなあなんて思います。昔は主務に仕事が押し付けられておしまい、というだけでしたが、近年はだいぶ部の運営も組織化されているように、外から見ると見受けられます。

幹部交代で、主将や主務を任命、決定するということは、その他の部員も、その新しい幹部への協力も、合わせて認めることだと思います。どんなに幹部が優秀な人でも、幹部だけが仕事をしているようでは、部活はスムーズに回らないと思うんです。私が学生だった頃がそうだったように。私は主務をしていましたが、周りの部員を信頼できなかったため、仕事は全部一人でやってしまいました。その結果どんどん孤立してしまいました。周りの部員も、仕事や部の状況がどんなことが分からず、私への不満は高かったかと思います。

今のTKUは、数年かけて部の組織や体制がしっかりしてきて、OB会や監督たちとの関係も緊密なものになりつつあるように見えます。部内の仕事も、私が学生だった頃より色々と増えたり細分化したりで、結構大変そうです。まあでも、大学の陸上は、陸上だけやっていればいいというものでもありません。彼ら彼女らは陸上競技者であるとともに、陸上競技部員でもあるわけです。部のマネジメントなしに競技は成り立たないことを、実感してもらい、どんどんと積極的に仕事にかかわる雰囲気作りをして、盛り上げていってもらいたいと思います。


もどる